か行

クエン酸

カラダのエネルギー産生を担うTCA回路の成分です。TCA回路の出発点がクエン酸なので、TCA回路はクエン酸回路と呼ばれることもあります。

グリシン

体内で作られるアミノ酸(非必須アミノ酸)で、身体に広く存在しています。神経ネットワークの情報のやりとりにも関わるアミノ酸で、運動・感覚などの身体の調節に役立っています。また、コラーゲンの1/3を構成しているアミノ酸です。

グリセリン酸

リン脂質、糖、セリンなどから作られる代謝の過程での重要な物質です。

グルコース

カラダにとって最も重要なエネルギー源のひとつです。食物では、でんぷんなどを消化することで得られます。 血糖値の糖とは、血中に存在するグルコースをいいます。

グルタチオン

グルタミン酸、システイン、グリシンが連なってできるペプチド(アミノ酸の結合体)です。カラダを酸化物質から守り、免疫細胞を正常に働かせる役割などがあります。

グルタミン

胃腸や筋肉などの機能を正常に保つために必要なアミノ酸です。

グルタミン酸

小麦や大豆のタンパクに多く含まれるアミノ酸です。また昆布やトマト、チーズなどには遊離の形で含まれ、うま味の基になります。エネルギー源として最も利用されやすいアミノ酸のひとつです。生体内では多くのアミノ酸がグルタミン酸を基に合成されます。

コラーゲン

皮膚、靭帯、軟骨を構成するたんぱく質で、実にカラダのたんぱく質の約1/3を占めています。このコラーゲンは、アラニンやプロリンというアミノ酸などからつくられています。

含硫アミノ酸

メチオニンやシスチンなどのアミノ酸は、その構造に硫黄(イオウ)を含んでいるため、含硫アミノ酸と呼ばれています。

基礎代謝

安静にしているだけでも生じるエネルギー代謝を基礎代謝といいます。一般的に若いヒトは基礎代謝量が多く、年をとるとともに基礎代謝が減ってゆくことが知られています。 安静にしているだけでも生じるエネルギー代謝を基礎代謝といいます。一般的に若いヒトは基礎代謝量が多く、年をとるとともに基礎代謝が減ってゆくことが知られています。

核酸

イノシン酸やグアニル酸などの核酸は、うま味成分として知られています。イノシン酸は肉や魚、グアニル酸はキノコ類に多く含まれています。

酵素

生物界において、いろいろな物質がほかの物質に変わるのをつかさどるたんぱく質を“酵素”といいます。酵素はたんぱく質の1種で、アミノ酸からできています。

酵素の活性部位

酵素は様々な物質の反応をつかさどりますが、特にその反応に直接関係する酵素の部位を、“活性部位”といいます。

戻る